映画 『運命の元カレ』の一番早い前評判

アンナ・ファリスが稼いだ数字に最後のスコアを決めるのは誰?

【作品基本情報】

邦題: 運命の元カレ
原題: What's Your Number? 〔Official Site〕
ジャンル: コメディー、セックス、ロマンス
出演者: アンナ・ファリス、クリス・エヴァンズ、ザカリー・クイント、アリ・グレイナー、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、クリス・プラット、ティカ・サンプター、他
監督: マーク・マイロッド
日本公開: 未定
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◆全ては数字の比較で決まる、世の中な訳で

TVででも、日常ででも、美人やら可愛コちゃんやらが、「そんなぁ~、私、全然もてないですぅ~っ。」、なんて言ってるのを見ると無性にムカつく、という人は是非、マツコ&アリヨシにメールするべきである。

まぁアレは、ただ可愛い演技をしているだけなのか、人間性などに本当に問題があってなのか、はたまた、脳内のホルモンバランスが、そんな状態になっている時の言葉なのか、3つの内のいずれかだろう。

そんな事言ったって、遊んじまってんじゃねぇの?、と言われて、ハイ、と即答しそうなのが、ここで紹介する素敵なロマンティック・コメディーである新作映画「What's Your Number?」の主役である、美しい女性だろう。

ただ、幾多のデートを重ねても、彼女に本物の春はやって来ていないのだ・・・。

ここで、相手には困っていないという美人を、陽気に演じて、世界中から集まる嫉妬の目線を、そのブロンドで跳ね返しているのは、アンナ・ファリス、その人である。

人生の100%が恋愛だ、という人々も、100%孤独だという(?)筆者のような人間も、同等の明るいオーラで照らしてくれそう、そんなコメディーの前評判は、この記事の下の方にあるので、宜しかったらどうぞ。

《ジャンプ: 批評①批評②Top

◆あらすじ

本作のプロットは、大体以下のとおりである。

時代が悪いのか、はたまた、何か自分に問題が有るのか?

アリー(アンナ・ファリス)は、これまで働いていた企業のマーケティング部門を、最近解雇されたばかり。その上、妹のデイジー(アリ・グレイナー)は、近々、結婚をするという。

今つきあっている彼氏、リック(ザカリー・クイント)に、さりげなく式へと一緒に顔を出さない?、と誘っても、両親が居たりするなら遠慮しておくよ、などと、さらっとかわされてしまう。

つまりは、彼女のしてきた恋愛は、いつもこんな感じ。

とある日、友人と食事をしていると、最近出た雑誌マリ・クレールに載っていた特集の話題が上がる。なんでも、平均的な現代アメリカ女性が、生涯でセックスをする人の平均人数は、10.5人だという話しだ。

平均人数が、そんなに少ないなんてっ。これまでアリーがベッドを共にした男性の総数は20だ。

その数字、そして、自分のコレまでの男運の悪さを思うと、ひょっとしたら自分は、一生、唯一人という男性にめぐり合う事が無いのではないだろうか、、、アリーは心底不安になった。

関係が上手く発展しなかったのは、男達のせいである。でも、別れてからの年月で、彼らも少しくらいは成長したはずだ。相手の人数を増やしたくもないアリーは、過去に別れた男性をもう一度洗い出し、その中から、自分の王子様を再び見つけられないかと考えた。

そんな時、アリーの向かい側の部屋にすむ男性、コリン(クリス・エヴァンズ)が、アリーの部屋へと逃げ込んでくる。なんでも、今の彼女がしつこくて嫌らしいのだ。

アリーはコリンにはさしたる関心が無かったが、もし、自分の‘彼氏取り戻し作戦’を助けてくれたら、今の彼女を追っ払ってあげる、と取引を持ちかけてみる。

かくして、コリンの後押しによる、アリーの‘理想の人’探しが始まった。とは言っても、殆どの場合、再開した彼らは、昔どおりに何か問題を持っているか、彼女の事を憶えても居ないか、すでに身を固めていたりする。

そうこうする内に、デイジーの挙式日がやってきた、一緒に顔を出しても良いよ、とコリンが言うので、とりあえず彼をつれ、結婚式へと参列してみるアリー。

しかし、それってひょっとして、、、?。

作品の批評は以下をご覧いただきたい。

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◆アンナ・ファリスにはもったいない脚本

「Bridesmaids」後の今秋、登場した新作映画「What's Your Number?」は、恐ろしく見慣れた感のする映画だ。

このヒロインは、30代で仕事を失って人生に迷っている、彼女は落ち着く事に憧れても居るが、カジュアルなセックスに走り勝ち。

本作もまた、女性によって脚本が書かれているものの、監督を務めたのは男性で、その中心に結婚式を置いていて、女性の登場人物達は、ややショッキングな程に、露骨な言葉使いをする。

しかし、その2作を違える、キーとなる(残念な)要素とは、「Bridesmaids」は遥かに笑わせる一本だった、という事だろう。この「What's Your Number?」は、脚本家(もしくは、小説家の)実験のようにも思わせる、そのシナリオが持つ、俳優達を拘束してしまう程に手の込んだプロットによって、苦闘を強いられている一本である。

才能ある女優、アンナ・ファリスは、このいびつな素材にも活気をもってぶつかっていて、そこに、幾つかの素敵にオフビートな瞬間を、生み出して見せてもいるだろう。だとしても、彼女のキャラクターは、おバカなブロンド娘と、賢いヒロインとの、妙な混ぜこぜになっていて、つまりこの映画は、みだらなコメディーと、ロム-コムのキュートさの間で、危なっかしくダンスするものに仕上がっているのだ。

おそらく、ファリスは、もっと良質の脚本に相応しい女優である。

(The Seattle Times)

いろいろ有るのだろうけれど、アンナ・ファリスのキュートさだけは、確約されていそうな一本である。

そして、因みに、本作もレーティングがR指定になっていて、セックスを題材にしたロムコムとして、不必要な拘束を受けていないだろう事も、少しの期待感を与えるのだ。

◆デートもの映画に託した一遍

・原作・
What's Your Number?(英語ペーパーバック)

ぎりぎりの所であった。

そこに与えられた、不潔さと、ほぼ自身から発するやかましさの中、アンナ・ファリスは、この新作映画「What's Your Number?」で、そのエキセントリックな魅力を、守り抜いて見せたのだ。

駄目な映画に、かしこいコメディエンヌの組み合わせという訳である。

映画ファンが、ファリスを選ぶ理由はたくさん有る。彼女は恐れを見せないし、うぬぼれでもない。そして、他に居るような'可愛いけど愉快'というハリウッドの典型的女優とも違う。

彼女は、尻もちも決めてみせるし、暗そうにしながら、同時に明るさも表現してみせる。そういったコンビネーションから、いかに笑いを引き出すか、心得ている人物なのだ。

ファリスは、エクゼクティヴ・プロデューサーも務めながら、原作の"20 Times a Lady"という小説を、このボストンを舞台にしたロムコムへと、発展させる事にも尽力したようだ。それは、私個人的には否定したい気分であるものの、見ている者は直ぐにそれと判る、負け犬の背景設定から生み出されたストーリーである。

私が男、という事で、申し訳ないのだが、それでも、何人の相手を夜を共にしたか、など、誰が気にするものだろうか?。この問題に、本作の全体像が括りつけられている事は、その結末をバカバカしくさせ、全部を悪い結果に思わせもする。

アンナ・ファリスの上に起きる、侮辱の数々は、スピリットの効いた、というよりむしろ憂鬱にさせるようなもので、家族の前での泥酔した乾杯シーンという古風な一幕もまた、平坦にしか映らないだろう。

それでも、マーク・マイロッドによる職人気質の演出の下、アンナ・ファリスは、この、のらりくらりとした作りを、完全な喧しさに終わらないよう、維持しきってみせる。

とある、アウトドアのレストランで、彼女のエクステに火が付く場面でみせる、彼女のタイミングは実に的確である。そして、ひとしきり笑ったあと、私は思い出したのだ。

大概の場合、軽蔑したくなるような試写会が続いていたので、声を出して笑うのは、久しぶりだったという事を。

(Chicago Tribune)

と、言う訳で、アンナ・ファリス在りきの映画が、この「What's Your Number?」で、そんな中、ただの嫌味に終わらないように、ファリスがきっちりと維持している、そんな一本だと思っても良いようだ。

ファリスは、この作品で、世界中に新たな恋人を増やすのかもしれない。

さて、人気ものアンナの、これからの出演作としては、あのシマリス兄弟シリーズ最新作の、「Alvin and the Chipmunks: Chip-Wrecked」で声優の出演が有り、来年には豪華キャストのオムニバスもの「Movie 43」に参加。

さらには、とうとうプロジェクトが動き出しそうな「Ghostbusters III」にも、名前が上がっているそうである。

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2011年10月 7日 08:00

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